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(A-TA-02)秋の万華鏡

作家名:高橋理子

 作品ジャンル:絵画

 

群馬県太田市でギャラリー喫茶『アトリエみちのそら』を営みながら油絵と絵本を作っています。

 

子どもの頃の偏愛読書であった安房直子さんの物語世界が、自分の一部分を作っているように思えます。

instagram:@michinosora



「金木犀と少女」『花のにおう町』より1

2022年

素材:油彩、キャンバス
サイズ:10cm×10cm
金額:¥5000


「金木犀と少年」『花のにおう町』より2

2022年

素材:油彩、キャンバス
サイズ:10cm×10cm
金額:¥5000


安房直子作品の中でも特に好きな物語が「花のにおう町」でした。

金木犀の香りの中でなにか少しせつないような気持ちになる少年と

朗らかにオレンジ色の自転車をこぐ少女は、

毎年秋が来ると現実の金木犀の香りとともに必ず私の胸に訪れてくれていました。

その子たちを、ただただ目に見えるよう画面に描きだそうとすると

やっぱりはっきりと、金木犀の香りを感じるのでした。


「収穫のうた」 『ハンカチの上の花畑より』


作家名:高橋理子
制作年:2022年
素材:油彩、キャンバス
サイズ:F0
金額:¥11000


「ハンカチの上の花畑」は、私にとっては安房直子作品の代表のように感じているお話です。ハンカチの上で鮮やかに繰り広げられる小人たちの仕事も、菊酒という一点でしか交わらない異世界への視線も、悪気はなくとも欲望に動かされてゆく人間の心理も、安房直子作品の根底に共通して流れる空気を作っているように思います。
こどもの頃の私にとっては、菊の花畑の光景が、なにより大事でした。野菊がそこここで咲き乱れる晩秋の田舎道は、最も好きな景色です。大人になった今も菊の花の間からは小人たちの歌声が聴こえます。

ポストカード

各150円

①金木犀と少女

②花かげちゃん



③小鳥とばら

④収穫のうた


⑤野ばらの帽子



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