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(A-TG-07)富堅尚美幻の声の市

富樫尚美さん(絵画)

 

この展示に参加するようになり安房直子さんの現実と異界の間にあるファンタジーに深く魅了されております。そしてそれをイメージし描く機会を与えて頂けたことに感謝しております。

 

X:@703npapi

instagram:@fukafuka703n


鹿の娘

130x180mm   珈琲染 水彩 15000円
安房直子さんの「あるジャム屋の話」より
森の小屋でジャム屋を始めた男のところに雌鹿がやってきます。
この絵はジャムをのせたパンをかじりロシア紅茶を飲む雌鹿さんです。2人が静かに慎ましく暮らしていく様子がなんとも微笑ましいお話です。

小夜とくじら

コーヒー染めの紙に描いたドローイングです。アクリル絵の具、色鉛筆など使って描いています
  このお話は安房直子さんの「奥様の耳飾り」からイメージしました。
  どうも実際は着物姿の女中さんらしいのですが、洋服の女中さんの姿が描きたくてつい描いてしまいました。無垢な小夜ちゃんが垣間見た不思議な世界、その時の一瞬の表情が出せたらと思いました。
  
  異界に入っていくことの甘美さや魔力と同時に、そのことが現実に引き起こすことへの恐れも感じさせる、なんとも魅力のあるファンタジーです。
150x210  15000円

青い服の娘あいちゃん

「海の館のひらめ」からイメージした作品です。
このお話はレストランで働く主人公のしまおが、おしゃべりする魚の骨に導かれ一人前のコックさんになっていくお話です。
青い服のあいちゃんはしまおが恋をするピアノをひく女性で、魚の骨のアドバイスどおりしまおはパイを焼き、あいちゃんにプレゼントするのです。
そんなことで、今回はあいちゃんを描いてみました。
150x210  18000円

ポストカード

①等の一番上の部屋

②屋根上の秘密の部屋

③ある雪の夜の話

④あざみ野  各200円


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